事前に1、2と見てから、カーズ3を映画館で見てきました。

 

 

詳しい感想はネタバレ(話の流れや結末)の後に書いていますが。。。

今作「カーズ クロスロード」は「この作品だけで考えるなら」

3作の中でも一番と言えるくらい面白かったです。

 

ただ、ラストシーンと言いますか結末はハッピーエンドですが切なくもあり、

シリーズ全体として考えると、色々と思うこともある最後でした。

 

カーズ クロスロード 映画の詳細

映画「カーズ クロスカード」のあらすじやキャストなどをまとめています。

 

 

カーズ クロスカード あらすじ

迷い込んだ田舎町ラジエーター・スプリングスで、ドック・ハドソンをはじめとする心優しい仲間との触れ合いを経て、自分勝手だった性格を改めたスポーツカーのライトニング・マックィーン。

目覚ましい活躍を見せてきたマックィーンだったが、最新型レーサーが次々と台頭してきて苦戦を強いられる。

いつまでも第一線にいたいという焦りに駆られたマックィーンは、ある日レース中にクラッシュ事故に遭遇。

運にも世間にも見放され、頭の中に引退という文字がちらつき……。

 

カーズ3 キャスト

ライトニング・マックィーン:オーウェン・ウィルソン
クルーズ・ラミレス:クリステラ・アロンゾ
ジャクソン・ストーム:アーミー・ハマー
スターリング:ネイサン・フィリオン
スモーキー:クリス・クーパー

 

1作目「カーズ」はunextで配信中

unext 「カーズ」詳細ページへ

2018年6月18日 23:59まで配信

 

カーズ3 ネタバレ

ここからはカーズ3のネタバレを含む内容になりますので、

まだ見ていない、ネタバレを知りたくない場合はページを閉じるなど

注意してください。

 

カーズ クロスロード ネタバレ

 

マックィーンはライバルたちとともにピストンカップシーズンを楽しみながら切磋琢磨していくシーンから始まります。

長年に渡り、スターのトップレーサーとして活躍していたマックィーンでしたが、新世代レーサーのジャクソン・ストームが彗星の如く現れます。

 

その後は圧倒的な力でジャクソン・ストームは瞬く間にトップレーサーへと登ります。

試合を重ねるに連れ、マックィーンのライバルたちも新生代レーサーの台頭により、どんどん引退やクビになっていってしまいます。

 

そんな中、シーズン最後のレースでマックィーンはジャクソンストームや新世代レーサーに勝つために限界まで無理をするレース展開を見せますが。。。

ピットインでのタイヤ交換の時間短縮が仇となり、タイヤ破裂による大クラッシュを起こしてしまいます。

 

シーズンが終わり4ヵ月後、マックウィーンはラジエータースプリングスにいました。

修理も終わり、塗装されていない灰色カラーの浮かない顔をしたマックィーンの姿がありました。

世間ではマックィーンの引退が騒がれています。

 

マックィーンは師匠ドック・ハドソンが引退した原因のクラッシュ事故の映像を見ていました。

そして、恋人のサリーに現在の心境を語ります。

 

すっかりベテランとなったマックィーンは

引退はいずれしないといけない。

でも、それを決めるのは自分であって、

ドックの時みたいに周囲に勝手に決められるのだけは嫌だ、と。

 

サリーに気持ちを話すことで、新しいシーズンへ向けての情熱を確認したマックィーンは、新しい走りを探し出す決意をします。

 

そんな中、スポンサーのラスティ&ダスティから最新設備の整った新しい「ラスティーズ・レーシング・センター」をできたのですぐに来るようにという連絡が入ります。

 

レーシング・センターへと着いたマックィーンは、

衝撃の事実を知ることになります。

 

長年、一緒にやってきたラスティとダスティはマックィーンのことを考え、

最新設備を手に入れるためにチームをスターリングに売却していたのでした。

 

ラスティとダスティに応援しているよと言われ、別れを告げる二人に複雑な表情のマックィーンでした。

 

スターリングに最新鋭の施設と新しいトレーナー、クルーズ・ラミレスを紹介されるマックィーン。

ジャクソン・ストームたち新世代のレーサーも行なっている最新の訓練に気持ちの昂ぶるマックウィーンでしたが、

いざ訓練が始まってみると、シミュレータを使ったり、ダンスしたりと

昔ながらの実践とは離れた訓練で、真剣に取り組むことができないマックィーン。

 

そんな中、ジャクソン・ストームも行なっている最新のレーシングシュミレーターに唯一興味を持っていたマックィーンは

クルーズの目を盗んで訓練を始めてしまいます。

しかし、うまく操作をすることができず、結果的にシミュレーター
を壊してしまいます。

 

その様子を見ていたスターリングは、当初持っていたマックィーンのレーサーとしての期待をなくしてしまい、

知名度を利用したグッズ販売(つまりマックィーンには引退してもらって)の方へとシフトをするように伝えます。

 

しかし、納得の出来ないマックィーンはスターリングを説得し、

シーズン初戦のフロリダでのレースで勝つことができたら

現役続行(引退時期を自分で決められる権利)、勝てなければ引退をして

グッズ販売のマスコットになるということで話をまとめることができました。

 

早速、マックィーンは海岸へと向かい、砂地での特訓を開始することにします。

トレーニングには最新の速度計を持ったクルーズも付いてきます。

 

マックィーンの狙いは、ジャクソンストームと同じもしくはそれ以上のスピードを手に入れることでした。

しかし、速度を図るためには測定機能を持ったクルーズが近くにいなければ図ることができません。

そのため、クルーズと並走して走ることにしますが、

砂地を走ったことがない(シュミレーター以外の実践での経験がほとんどない)クルーズはマックィーンについていくことができず、

結果的にクルーズの走行訓練のようになってしまいます。

 

マックィーンはブツブツ言いつつも、

次は師匠であり大親友だったドックハドソンが昔レースをしていたというデモリッションダービーに参加することになります。

 

柵の中に囲まれた八の字のコースでの、バトル形式(最後まで走っていたレーサーが勝つ、体当たりとかもあり)のレースに

クルーズも無理やり参加する形になり、マックィーン共々振り回されますが、

ダートの中での走りを徐々に身につけるクルーズに、ピンチでのマックィーンの手助けなどもあり、

棚ぼたのような形でクルーズが優勝してしまいます。

 

しかし、マックィーンは自分の訓練がなかなかうまくいかないことに苛立ちを覚え、

優勝してはしゃぐクルーズに苛立ちをぶつけてしまいます。

 

すると、クルーズは

元々はレーサーになることが夢で、憧れのレーサーがマックィーンだったことを打ち明けます。

臆病な自分はレーサーに向いておらず、レーサーは選ばれた者にしかなれない。。。

クルーズはマックィーンに謝り、その場を後にしてレーシングセンターへと帰ろうとします。

マックィーンはクルーズの胸の内を知り、怒鳴ったことを反省し何か考えているような表情を見せていました。

 

その頃、ジャクソンストームは着々と最高速度の記録を更新していき、世間の注目を集めていました。

 

自分が勝つためにはどうすれば良いのか考えていたマックィーンは、メーターに連絡をしてみます。

すると、メーターはドックの師匠だったスモーキーの居場所を見つけた事をマックィーンに伝えます。

メーターに薦められ、マックィーンはスモーキーのところへと向かうことにします。

マックィーンは大急ぎで、帰る途中のクルーズの元へと戻り、

一緒にスモーキーのいる故郷へと向かうことになります。

 

ドックの故郷であるトーマスビルに到着すると、感慨深そうなマックィーン。

かつてのレース会場に着くと、興奮したマックィーンはクルーズと一緒に走り始めます。

すると、ゴール地点にはスモーキーの姿が。

寸前のところでブレーキをかけたマックィーンの目の先にはスモーキー。

 

マックィーンの走りを見て、スモーキーは一目でドックの教え子だと分かったようです。

スモーキーに歓迎された二人は、案内された酒場でドックの古い友人でもある伝説のレーサー達にも出会います。

 

マックィーンから現状と、レースへ賭ける思いを聞くと、

スモーキー達が協力してくれるようになります。

 

最新鋭でもなく、ベテランになったマックィーンには

スピードで張り合うのではなく、テクニックで勝つ事を考えるように伝え、そのための訓練が始まります。

(ドックがベテランになってからも勝つことができた秘訣や伝説などもスモーキー達から聞いています。)

 

また、マックィーンはドックがレース界から追われるようにして引退した事をずっと気にしていたようでした。

レーサーを引退=やりがいを奪われた=その後はつまらない人生。

ドックはこんな風に思っていたのではないかとマックィーンは思っていて、自分も納得しないままにレーサーを引退したら同じようになってしまう。

自分はドックと同じようにはなりたくない、マックィーンはそう思っていました。

 

スモーキーは引退後のドックの気持ちをマックィーンへと伝えます。

ドックは。。。

マックィーンという弟子と出会い、その日々を楽しんでいたように思う、と。

スモーキーは壁に沢山貼られたマックィーンとドックの二人が写った写真を見せてくれます。

そこには、幸せそうなドックがいたるところに写っていました。

 

写真を見たマックィーンはドックの本当の気持ちを知り、

吹っ切れたようにも、胸のつかえが取れたようにも見えました。

 

特訓に集中するマックィーン。

感覚を磨くための暗闇の中での全員レース、ダートコースでのクルーズの特訓など楽しそうなトレーニングが映し出されます。

マックィーンに出された課題は街を離れるまでに、大きなハンデをつけたクルーズを抜き去る事でした。

 

そして、出発前の最後のクルーズとの勝負。

マックィーンは練習を成果を出し、最終コーナーでクルーズを抜くことに成功します。

しかし、最後の直線手前で再びクルーズに追いつかれそうになると、

昨シーズンに起こった横転事故の瞬間がフラッシュバックしてきてしまい、クルーズに接触してしまいそうになってしまいます。

ところが、クルーズは壁際をうまくマックィーンの頭上を回転しながら飛び越え、そのままマックィーンを抜いてゴールします。

(この技はドックが昔レースで行なった技と同じでした。)

最後の最後まで、不安の残すことになったままでレース会場へと向かうことになるマックィーン達でした。

 

レース会場では、特訓の成果もイマイチで不安に駆られるマックィーンの姿が。

しかし、レース会場に駆けつけたスモーキーや友人たちが応援に来てくれたことに気づき、

レースが始まると全盛期のような走りを見せ、トップ争いを演出します。

 

また、レース中にはピットインにいるクルーズを見つけたスターリングがクルーズにすぐにトレーニングセンターに戻り、若手のトレーニングをするように命じます。

マックィーンの走りを見届けたいクルーズですが、スタリーングには従うほかなくレース会場を後にしようとします。

 

そんな中、接触事故でレースが一時中断してしまいます。

ピットインに戻ってきたマックィーンですが、クルーズを探しているようです。

すると、クルーズを追いかけピットインへと連れ戻します。

 

マックィーンはクルーズに自分のかわりにレースに出るように言います。

(ルール上、途中での選手交代は問題なし。)

 

スターリングは激怒し、選手交代を認めないと言い張りますが、

メーターがスターリングを抑え込むスキにクルーズをレースへ送り出すことに成功します。

 

突然の交代に、初めてのレース。

戸惑い、訳も分からず自分の走りができず順位を落としていくクルーズ。

 

すると、マックィーンは昔のドックと同じように、無線をつけ、クルーズへと話しかけ始めます。

マックィーンのアドバイスを聞き、徐々にレースに集中できるようになってクルーズはぐんぐんと順位を上げていきます。

 

最後の1周になると、クルーズはジャクソンストームへと追いつき、

デッドヒートを繰り広げます。

 

レースの中で、ジャクソンストームもクルーズの潜在能力に気づいていたため、焦りを見せたのか?

クルーズを外側の壁に押し付けるようにして妨害しますが、

ドックのように「宙返り」してジャクソンストームの内側に入り込み、抜き去るクルーズ。

クルーズは1位でゴールを通過しました。

 

マックィーンは満足そうな表情を見せてはしゃぎ、クルーズを褒め称えます。

(スターリングも結果オーライとばかりに手のひらを返し、喜んでいます。笑)

 

電光掲示板には、クルーズだけでなく、マックィーンの名も。

二人で勝ち取った優勝だと認定され、会場も大盛り上がりで、マックィーンも満足そうです。

 

そして、クルーズはダイナコのレーサーとして、

マックィーンはクルーズのクルーチーフとトレーナーとして

契約をすることになりました。

 

ラジエータースプリングに戻ってきたマックィーンは、

かつてのドックとマックィーンのように、

師弟関係となったクルーズとの特訓を楽しみ、

クルーズの成長を見守るようになったのでした。

(マックィーンはドックと同じ、濃紺のボディカラーになっていました。)

おしまい。

 

カーズ3 感想

最後にカーズ3の感想をまとめたいと思います。

見終わって最初に思ったのは

⇒面白かったけど複雑な感じ

でしたw

 

マックィーンとドックハドソンとの回想シーンはジーンと来るものがあって、

こういうエピソード待ってました!

といった感じですごく良かったです。

 

そして、レーサーへの夢を持ちながらもレーサーになる事を諦めたクルーズ。

かわりに彼女はレーサーのトレーナーとして、可能な限り自分の全力を注いできたように思いますが。。。

 

マックィーンとの訓練の中で、随所に才能の片鱗を見せるんですよね。

過去にマックィーンが苦労した「右に曲がるときはハンドルを左に切る。(ダートコース)」ドック直伝のドリフトも

キャーキャー言いつつも、いとも簡単にマスターしたり

レース本番前のマックィーンとの練習では、ドックの伝説の宙返りも本能のままにやってしまったり。

 

そんなクルーズを見て、ドックの本心も知ったマックィーンは

クルーズへとバトンタッチをしていくという。。。

 

カーズ3だけで見るなら、めっちゃ良いストーリーなのですが

やはり。。。

マックィーンが引退していく話は、「えっ!まじかよ。。。」

という思いもありました。

 

面白かったし、カーズシリーズとしても綺麗にまとまった感じもするのですが、

もっとマックィーンが活躍する姿が見たかった。

(つまり、もっと続くシリーズだろうと思っていたw)

 

私自身の中にも、賛否両論の意見があるという

なんとも不思議な感じの作品となりました。

 

できれば、今作のカーズ クロスロードではベテランとなりつつあるマックィーンが

再び最後は輝くというハッピーエンドにしていただいて、

 

クルーズあたりが次回作以降で輝き、今作のようにマックィーンからクルーズへと引き継ぐ感じで大円団となれば良かったかな?なんて思いました。

 

面白かったけど、寂しいわ〜。

というのが一言で言う私のカーズ3の感想です。

 

1作目「カーズ」はunextで配信中

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2018年6月18日 23:59まで配信

 

カーズ 過去作の感想

カーズ 感想(話の内容、ネタバレ含みます)

カーズ2 感想とネタバレ