この記事ではカーズ2の感想とネタバレを書いています。

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前作「カーズ」(1作目)の感想やネタバレはこちらの記事で書いています。

⇒カーズ 感想(話の内容、ネタバレ含みます)

カーズ2 映画

カーズ2 あらすじ

ピストン・カップで4度の優勝を誇る天才レーサー、ライトニング・マックィーン。次なる挑戦は、世界の強豪が集うワールド・グランプリだ!

親友のレッカー車メーターと一緒にやってきたのは、第1戦の開催地、日本!

ところが、レース開幕の大興奮の裏側では、巨大な陰謀が始動していた! 世界各国へと舞台を移し、次々と繰り広げられる華麗なるレースと白熱の“スパイ戦”。そして、この最強の親友コンビを待ち受ける、驚くべきミッションとは…?!

カーズ2 キャスト

声の出演

メーター:ラリー・ザ・ケーブル・ガイ
ライトニング・マックィーン:オーウェン・ウィルソン
フィン・マックミサイル:マイケル・ケイン
ホリー・シフトウェル:エミリー・モーティマー
マイルズ・アクセルロッド:エディ・イザード
フランチェスコ・ベルヌーイ:ジョン・タトゥーロ
ザンダップ教授:トーマス・クレッチマン
サリー:ボニー・ハント
ダレル・カートリップ:ダレル・ウォルトリップ
ルイジ:トニー・シャルーブ
マック:ジョン・ラッツェンバーガー

カーズ2 ネタバレ

カーズ1ではルーキーだったライトニング・マックィーンも、

今ではピストン・カップに4連続優勝している世界的なレーサーになっていました。

 

シーズンを終えたライトニングは休息のため、親友、恋人が待つラジエーター・スプリングスへと帰って来ると

ライトニングとの久々の再会に親友のメーターや仲間達は大はしゃぎです。

 

そんな中、テレビでは突如「ワールド・グランプリ」が開催されることが発表されます。

石油に変わり、バイオ燃料「アリノール」の有用性を伝えるイベントとして、燃料開発者であるアリノール社のCEOマイルズ・アクセルロッドにより企画された大会でした。

 

ライトニングも誘いを受けていましたが、シーズン終了後でもあり休息が欲しいと当初は断っていました。

番組ではイタリア代表であるFIカーのフランチェスコからは挑発とも言えるような挑戦を受けるライトニング。

それに対し、メーターは番組に電話をしてライトニングのすごさを嬉々として語り、お互いが挑発し合うような形になります。

そのやりとりを見つけたライトニングは、勢いそのままにワールドグランプリへの参加を決めます。

 

ライトニングは親友のメーターをピット・クルーのメンバーに誘い、一緒にレースへと参加することにします。

第1レースの会場は日本の東京。

アメリカから旅立つと、メーターはずっと大はしゃぎしっぱなしで、

どこへ行っても騒動を起こしてしまいます。

 

その度にライトニングは恥をかいてしまいますが、大親友のメーターへの理解もしようとなんとか頑張っています。

ここはラジエータースプリングスではないから、少しはおとなしくして欲しいとは言いますが、なかなかメーターもすぐに変えることはできません。

 

東京のレースでは、ライトニングは1位をキープしていたものの、

無線で適当に喋った言葉が原因でフランチェスコに負けてしまいます。

ライトニングは怒ってしまい、メーターに文句を言うと。。。

落ち込んでしまったメーターは謝罪の手紙を残して、ラジエータースプリングスへと帰ると言い、姿を消してしまいます。

 

田舎者の僕は迷惑ばっかかけちゃうし、

こんな錆付いたレッカー車は相手にされない。

そんな思いがメーターにはあるようです。

 

レース中にはレーサーが次々と不可解な事故を起こしてしまっていました。

その調査でレース前日の前夜祭会場へ来ていた諜報員のフィン・マックミサイルは、

仲間のスパイから機密データを受け取る予定でしたが、

事故を起こしている犯人と思われる敵にトイレで襲われた際に、たまたま居合わせたメーターにデータのファイルを隠します。

 

それを回収しに来たサポート役のホリーでしたが、敵に追われた結果、

データは奪われなかったものの、メーターを逃がすことが精一杯で

ファイルの回収はできませんでした。

 

レースが終了した後、ラジエーター・スプリングスに帰る為空港にいくメーターの前には、フィンが現れます。

マックとホリーにはアメリカのスパイ(仲間)と勘違いされ、事件の真相を明らかにするため、メーターを半ば強引な形で仲間に引き入れます。

 

メーターはフィンとホローからザンダップ教授(指名手配中の兵器デザイナー)率いる欠陥車のグループ、ペッパーファミリーが事件に関与していると聞きます。

(また、ザンダップ教授、ペッパーファミリーの裏には黒幕がいることもファン達は突き止めています。)

 

ペッパーファミリーの狙いは、アリノール社の開発したバイオ燃料のアリノールは電磁波に弱いという弱点を付き、

バイオ燃料アリノールを積んでいるレーサーたちを、テレビカメラに偽装した電磁波装置で爆発させることでした。

 

そして、アリノールの安全性を疑わせることで、石油に代わる燃料としてアリノールで莫大な利益を上げさせることを阻止し、

これまで通り石油燃料に依存させ続けるという狙いがありました。

話を聞いたメーターはフィンとホリーに協力することを受け入れます。

 

イタリアではワールドグランプリの第二戦目が行われます。

いなくなってしまったメーターに、言いすぎたことを反省していたライトニングはレースに集中できずにいましたが、

フランチェスコの挑発のおかげもあり、奮起して第2戦はライトニングが勝利を掴みます。

 

フィン、ホリー、メーターはザンダップ教授とペッパーファミリーのアジトに潜入することには成功しますが、

妨害が来ることを予想していた相手に手こずり、

結局イタリアでも電磁波による車破壊の阻止と、ザンダップ教授の逮捕、黒幕を見つけることができませんでした。

 

その一方で、レース中には第1戦以上に多くのレーサーが故障に見舞われ、アリノールの安全性への疑問が大きくなります。

流石にアリノール社のCEOマイルズ・アクセルロッドも

第3戦ではアリノール以外の燃料を使うことも許可することで、

レースの中止は免れました。

 

そんな中、ライトニングは堂々と第3戦でもアリノール燃料を使って

レースに出ることを宣言します。

この宣言を聞いたザンダップ教授とペッパーファミリーはライトニングに的を絞ることにしたようです。

 

舞台は最終戦のイギリスへと移ります。

最終戦ではライトニングが一番の標的になっていると知ったメーターは、

ライトニングにこのことを伝えようとしますが、

フィンやホリーと共々にペッパー・ファミリーに捕まってしまい、

ロンドンの時計台の中に監禁されてしまいます。

 

邪魔者もいなくなったペッパーファミリーはライトニングを爆破するため、狙撃ポイントへと向かいました。

ロープで縛られたメーターは、なんとか脱出に成功します。

(フィン達の改造により、音声入力することでメーターの車体からはロケットエンジンなど色々なアイテムが出せるようになっています。)

 

レースはすでに始まっていますが、ピットインへと大急ぎで向かうメーター。

メーターの姿を見つけたライトニングは大喜びでピットへと向かいますが、実はメーターの体には爆弾が取り付けられていました。

 

メーターにより脱出したフィンとホリーは、

ペッパーファミリーを追いかけていき、電磁波の発車をギリギリのところで抑えることに成功しますが、

そこで別のプランとして、ライトニングに会いに行くであろうメーターに爆弾をつけていたのでした。

(メーターが脱出できるだろうと予想していた。)

 

フィンからメーターにそのことが伝えられると、

メーターはライトニングや仲間を巻き添えにしないように、

離れようとしてレースのコースへと入っていってしまいます。

 

しかし、メーターと仲直りしたいライトニングはメーターを追いかけ始めます。

その光景を見ていたザンダップ教授は二人の距離が縮まるタイミングを計って、

爆弾のスイッチを入れようとしていました。

 

ひたすら逃げるメーターは、ロケットエンジンも使い

公道へと飛び出していきます。

ギリギリのタイミングでメーターにしがみついたライトニング。

ザンダップ教授はここぞとばかりにスイッチを押しますが、

距離が離れすぎてしまったために遠隔装置は作動しませんでした。

 

フィンに見つけられたザンダップ教授は逃げ、

メーターを追うペッパーファミリーはホリーやラジエータースプリングスの仲間達と戦いを繰り広げていましたが

 

街中でメーターを囲むようにして集合します。

警官も駆けつけ、ザンダップ教授とペッパーファミリーは御用になりますが

 

爆弾を止めるように言うフィンですが、パニックになったメーターが叫ぶと

音声入力が作動し「拒否」と文字が浮かび、残り時間が表示されてしまい爆弾が作動し始めてしまいます。

爆弾の解除方法はザンダップ教授にもわからず、黒幕「ビッグボス」のみが解除ワードを知っていると語ります。

 

メーターはその犯人「ビッグボス」が誰であるか突き止めていました。

極秘データの中に写る、唯一無二の特別なパーツを搭載するボンネットの映像。

レッカー車であるメーターは、ペッパー(劣化車)の知識が豊富でした。

(ボンネットの本人を探すフィン達が、メーターを仲間に引き入れたのもこの知識があったからです。)

 

メーターは解決策を閃いたようでしたが

普段おちゃらけていて、迷惑をかけてばかりで、

錆だらけの田舎者のレッカー車の自分の話なんて聞いてもらえない、と自信がありませんでした。

 

ライトニング達に「そんなことはないよ。話を聞いてもらいに行こうよ。大丈夫。」

そう言われ、勇気の出たメーカーはライトニングを乗せ、一目散に走り出します。

 

カーズ2 結末

ロケットエンジンを噴射し、さらには空まで飛びメーターが向かった先は

女王陛下がいる表彰式の会場でした。

 

表彰式の会場にはマイルズ・アクセルロッドもいて、

混乱したレースについて対策などをしていたようです。

 

爆弾の付いたメーターが到着すると、女王陛下は護衛に促され

逃げるように言われますが、メーターが必死に話を聞いて欲しいと訴えかけます。

仲間やフィン、捕まったザンダップ教授なども現れ、女王陛下は立ち止まり、メーターの話に耳を傾けます。

 

メーターは爆弾の犯人はマイルズだと主張し、

マイルズの狙いや事件の真相について語り始めます。

 

新燃料や電気自動車が普及しつつある現在。

そこに乗っかる形でアリノールを主張していたマイルズでしたが、

実は自らアリノールの評判を落とすことで、再び石油依存を強くすることが狙いでした。

なぜなら、マイルズは世界一の量を誇る大量の油田を見つけていたからです。

そのため、わざわざ新燃料のPRとして「ワールド・グランプリ」を開催し、ザンダップ教授やペッパーファミリーと共謀していた、と。

 

証拠も、そんなこともする理由がないと言い張るマイルズ。

そもそもマイルズ自体が電気自動車でした。

マイルズの主張は正しく、メーターの主張は退けられそうになってしまいます。

 

しかし、ボンネットを開けろと迫るメーター。

ホリーが極秘データに写る、例のボンネットを映し出したりするフォローもあり、状況が変わり始めます。

 

マイルズに詰め寄るメーター。

ボンネットを開けないのであれば、このまま爆発してしまうと言うタイミングで

マイルズは解除ワードを言ってしまいます。

 

爆弾の解除方法は本人しか知らないはずなのに。。。

そして、捕まったマイルズのボンネットを開けると、

そこには極秘データーに映し出された、世界で唯一の古いパーツで埋め尽くされた内部が。。。

メーターの活躍によって、無事に事件は解決しました。

 

アリノールが石油に手を少し加えただけのものであることも分かります。

(電磁波に反応するように細工されていただけ)

 

実はレース中にライトニングは電磁波を受けていたことも分かります。

ライトニング「僕はアリノールだったのに。でも、なんで爆発しなかったんだ?」

 

ライトニングを心配し、アリノールの安全性に疑問を感じていた

ラジエータースプリングスのオーガニック燃料屋のフィルモアが

こっそり、自前のオーガニック燃料に変えてくれていたからでした。

 

その後、事件を解決したメーターは、イギリス女王陛下から

その栄誉を称えられ、証にナイトの爵位を与えられます。

大勢の祝福を受けたメーターは「メーター卿」となりました。

 

そして、ワールド・グランプリの仕切り直しとして、

ラジエーター・スプリングス・グランプリが開催され、各国のライバル達が集まり、

ただ純粋にスピードを楽しそうに競い合うレーサー達が映し出されました。

 

ラジエータースプリングスの看板にはカーズ1で街の英雄となったライトニングとともに

「メーター卿」としてメーターも追加されていました。

(メーターはフィンにスパイにならないか?と誘われますが断っています。)

おしまい

 

カーズ2 感想

カーズ2は賛否両論あるみたいですね。

面白かったと言う人も入れば、2は期待はずれだと言う意見もかなりありました。

 

カーズ2を見た友人と話しても、意見は割れていました。笑

 

理由としては、作品の雰囲気がかなり変わっているのと、

主人公ライトニングがほぼ脇役扱いだったことや、

サリーやラジエータースプリングスのキャラも影が薄かったのが残念だ、と。

(1に続く感じでレースをもっとメインでやってほしかった、と。)

 

完全に2はメーター、フィン、ホリーが主役でしたもんね。

メーターの話と言っても過言ではなかった、と。

 

確かにライトニングの成長を描いた1に比べると、

2のメッセージ性は弱かったため、1ほど感情に訴える部分はなかったなぁと私も思いました。笑

 

ただ、冒頭のフィンのかっこよさであったり、

スパイとして活躍するメーター達は好きで、

レースでのカーアクションは特に。。。ではありましたが、

見所はあったので楽しめました。

 

1の印象そのままに、2を期待していた人にはがっかり感があったかもしれませんが、

2は2として、切り離して見ていた私としては

面白かったと言える作品でした^^

(まぁ、フィンのおかげですよ本当。笑)

 

あとは、ドックハドソン。

めっちゃ好きなキャラだったので、2でも少しは出てくるもんだとばかり思っていましたが、

特に多くを語られることもなく

 

「あれ?ドック死んじゃったの?」

と思うようなシーンがありました。

 

ドックの写真と優勝トロフィーを見つめるライトニングが、

ドックとの過去の思い出に浸るようなシーン。

 

気になって調べたら、

ドックの声優であるポール・ニューマンさんが亡くなってしまったからなんですね。。。

しんみりしてしまいました。

ご冥福をお祈り致します。

 

3ではドックはレーサー時代の回顧シーンで登場するらしいので、

目に焼き付けようと思います。

公開間近のカーズ3は期待

カーズ2はちょっと批判ちっくな感想になってしまいましたが、

カーズ3、楽しみなんです。(だから、1と2見て準備したのです。)

これが言いたかった。

 

CMを見る限りは、1のような熱いレース展開と

ライトニングを中心としてヒューマンドラマが展開されそうな感じなので

今から楽しみです。

 

CMの最後にはライトニングが大破していましたが、

どうなっちゃうんでしょうね?

 

ベテランになり、ドックハドソンのような立場にもなっているような印象を受けるライトニングさんですが。。。

楽しみです、カーズ3。

 

1作目「カーズ」はunextで配信中

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2018年6月18日 23:59まで配信