そういえば映画「インフェルノ」を見た感想を書いてなかった。笑
「イタリアの町並みは綺麗だなぁ♪」なんて思っていたら
冒頭から緊迫感があった。
WHO(世界保健機関)から追いかけられる謎の男が、
秘密を隠すため、自らの思想を現実化するために
捕まることより塔の上から飛び降り自殺を選択するという。。。
↑
ゾブリストという名の世界的に有名な生物学者。
彼は人口増加による、近い将来起こるであろう人類の飢饉や、
それに伴う未曾有の争いを危惧していたため
人口を理想とされる40億人程度まで減らす。
⇒謎の液体(生物兵器)をばら撒き、人類を減らす策略
この液体こそがインフェルノ(地獄)と呼ばれる人口調節兵器なのだ。
これを止めるべく、WHOから液体の場所を探すことを依頼されたのが
我らがラングドン教授。
でも、ラングドン教授が登場した瞬間。。。
すでに何者かに襲われて、一時的に記憶喪失になった状態で病室にいるんですよね。
何も思い出せないけど、
何か大事なことをしている最中だと記憶が錯綜する状態のラングドン教授と、
彼を介抱していた医者のシエナという美女。
早速、追っ手が病院に突撃してきて、
わけもわからないまま、シエナに促されて有無を言わさず逃げるという。
・ラングドンとシエナ
・謎の組織(ラングドンを追うゾブリスト側の組織)
・WHO(ゾブリストの計画を止めるべくラングドンを探している)
↑
主にこの3つ巴でインフェルノを巡って
・インフェルノ起動させたい人
・インフェルノを止めたい人
・インフェルノを先に見つけて、売りたい利権狙いの人
ごちゃごちゃと入り乱れるストーリーが始まります。笑
ラングドン教授は暗殺者に襲われ記憶喪失になる前に、
WHOから託されたインフェルノの手がかりとなる機密情報の
葉巻サイズのプロジェクターに納められた
ダンテの神曲、ボッティチェルリの「地獄の見取り図」(この絵にヒントを散りばめている)を持っていたがため。。。
警察になりすました謎の追っ手に銃は乱射されるわ、
なりふり構わずラングドン教授を追いかけてくるWHOなどなど
(なぜなら、その液体がばらまかれるのが明日だから。)
誰が本当の敵なのかわからない。
誰を信じていいのか分からない。
しかも、味方と思っていた人が敵だったり
敵だと思っていた人が味方だったり。笑
話が進むにつれて、めまぐるしく変わる喧騒の中に放り込まれてます。
見てる方としても軽くパニックになって面白かった。笑
何よりも、今回のラングドン教授とコンビを組む
シエナがゾブリストの元恋人で、
ゾブリストの意思を継いで、インフェルノを炸裂させるべく
記憶喪失のラングドン教授を利用して謎解きさせていたこと。
⇒最終的にシエナに裏切られるという展開に驚き
ゾブリストは確実にインフェルノを炸裂させるために、
インフェルノの場所だけはシエナにも他の誰にも教えなかったんですよね。
で、もしも自分が死んでしまった時のためにヒントを残しておくから
その時はシエナに謎を解いてくれとお願いするという流れ。
最後はイスタンブールのアヤソフィア大聖堂近くの、
市の貯水池にインフェルノが隠されていることがわかり、
謎の組織、シエナ、ラングドン教授+WHOタッグで最終決戦。
インフェルノは無事に炸裂することなく回収できるというハッピーエンドではありましたが、
シエナは爆死してしまうし。。。
市の貯水池ではコンサートが開かれていて
退避命令が出て、パニックになる観客の中で
インフェルノを巡っての水中での殴り合いや、爆発もあったり、
手に汗握るラストシーンも面白かった(・∀・)b
ダヴィンチコード、天使と悪魔と見てから臨んだ「インフェルノ」
今作は人口問題ということもあり、
インフェルノを見た後で調べたら、ゾブリストの言っていたことは
リアル社会でも問題視されているリアルな議題でもあるんですよね。
そういった点も含めて、とても面白かったです。